AP通信—中途半端日記—

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インド人とAlzheimer病

May 27th, 2007

dsc07675.jpgインド人では,Alzheimer病の発症が少ないことが知られている. 発症率はアメリカの1/4だそうだ.一概に比較はできないがどんな説明が可能だろうか?

  1. 第1の説明は,人口分布の違いだ.インドは,いまだ発展途上国で高齢者が生存するには,周辺環境が悪くても生存できるような健康に優れた人しか70,80代まで生存できない.つまり,アメリカより強い淘汰がかかるので,高齢者で健康な人の割合が高くなり,発症率が下がるという説明だ.今朝の新聞を読んでいたら,インドでは57%が電気のない生活をしているらしい.電気がなければ車もない?江戸時代のような生活なのだろうか?同時に,コンピュータ分野とくにソフトウェア産業ではいまや世界のトップかもしれない.
  2. 金沢大学山田正仁教授(神経内科)の研究では,カレーに使われるウコン(書き間違うと大変!),に含まれる”クルクミン”という物質がAβを分解するという.動物実験では,クルクミンを投与するとAβの障害が発生しにくいそうだ.つまり,カレーを食べるとAlzheimer病になりにくい.インド人はだからAlzheimer病の発症率が少ないんだ,とする説.
  3. インドでは,99が二桁まであり,全部覚えるという.その他にも,暗算でさまざまな計算をするための,”算数”が発達している.このような環境で脳がトレーニングを受け続けるので,発症しにくいのではとする説だ.インド人の脳には特異的に発達している数学的能力に対応する部位があるのだろうか?

インドからの留学生も増えているし,こんど被検者になってもらおうかな?

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